2015年07月10日

詩『融解』


草原の真ん中に立ち

ただ宇宙の声を聴く

大きさのない世界に

自分の身を預ける


自然はありのままを愛し

人間は建前で飾り立てる

嘘に疲れた者達は

楽園を求めて彷徨い続ける


ああ

我々は腐りきってしまった

もう引き返せない程に


雲が流れる

鳥が飛んでゆく

世界に融ける



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2015年06月26日

『手』


※注意

・実在の路線の擬人化

・BL(のつもり)

・暗い。殺人描写あり

・現実のあらゆるものと無関係

大丈夫な方のみ、続きからどうぞ。


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2015年06月08日

『結末』


ああ、らしくない

ため息をつく午後

街の喫茶店の二階

本日も空は雲多し

街行く人を気にすることなく

頭にはただあの人のみ

ストロー付きの紅茶は

底をつきかけている


近過ぎて気付かなかった

近過ぎて気付けなかった

いっそ気付かなければ良かった

こんなに心

かき乱されるぐらいなら


どうして好きになったんだろう

どうして出会ってしまったんだろう

どうしてあの人の弟なのだろう


コップの中の氷を噛み砕いた

家に帰っても

彼女はもういない



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